ソラノコエ


大きな空に両手を広げ 「消えてしまえ」と叫んだ
何故か涙が溢れてきて 僕自身を消したくなる

空の色で僕を例えるのなら
今はきっと月のない夜の空だろう

心の奥の弱い場所を
自分で抱いて殺してしまおうか?
優しさの仮面 傷つける鏡の破片
大切なものすらも
きっと君が翼を広げて飛んでも
僕はもう空を歌うことはできない

たくさんの風身体に受けて 自分の小ささを知った
何故か指先が温かくて 君の笑顔を思い出した

空の色で君を例えるのなら
きっと優しく自由な青空だろう

心の中の鏡を壊したら
君の元へと歩いて行こうか
悲しみの仮面 拭い去り歩き出そう
あの歌を歌うため
そっと僕が君にささやきかけたら
あの頃のように笑って欲しい


心の奥の弱い場所を
自分で抱いて殺してしまおうか?
優しさの仮面 傷つける鏡の破片
大切なものすらも
きっと君が翼を広げて飛んでも
僕はもう空を歌うことはできない